■シャープが開発したリフロー系のフォーマットです。日本国内での普及率が高く、現在多くの電子書籍ストアで採用されています。もともとはシャープのPDA向けに開発されたフォーマットでテキスト中心でしたが、現在では、画像、音声、動画が扱えるようになっています。縦組みやルビなど日本語特有の表現にも対応しているため、原書に近いイメージが再現できます。また、「コンパクトXMDF」という携帯電話向けの形式も用意されています。高機能な開発ツールが無償で配布されていることもあり、今後さらなる普及が期待されています。InDesignデータからの変換が可能なため、下版後のDTPデータを効率良く活用することができます。最近では、「XMDF」「ドットブック」「MCBook」の主要3種のデータをまとめて作成することが多いようですが、その際には、XMDFから作成すると他形式への変換が容易になります。ボイジャーが開発したリフロー系のフォーマットです。国内での普及率をXMDFと二分し、こちらも多くの電子書籍ストアで採用されています。HTMLをベースとしたタグ構造で、日本語独自の表現にも対応した形式となっています。リフロー型でありながらも、コミックや写真集の電子書籍で利用されることも多いようです。最終的にドットブック形式のデータに書き出すためには、ドットブックビルダーという変換ツールが必要となります。タグ入れツールが存在しないため、XMDF作成後にドットブック制作をご依頼いただけると効率的です。1/2http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.14April 1,2012◎XMDF形式◎ドットブック形式◎ドットブック形式この度、新たに「XMDF」および「ドットブック」形式の電子書籍が多数存在する電子書籍フォーマット。当社でも様々なフォーマットの研究を進めています。ご提供できるようになりましたのでご案内いたします。電子書籍制作のご案内②
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