▲発売時期Ver.3.xVer.4.xVer.5.xVer.6.xVer.7.xVer.7.5.xVer.8.xVer.9.xVer.10.xVer.11.xVer.12.xVer.13.xVer.14.xVer.15.xVer.16.xVer.17.xVer.18.x2003年10月2005年5月2007年4月2008年12月2010年5月2011年5月2012年5月2013年6月2014年6月2015年6月2016年11月2017年10月2018年10月2019年11月2020年10月2021年10月2022年10月対応MacOS10.2〜10.410.2〜10.410.4〜10.510.4〜10.610.5〜10.810.5〜10.810.6〜10.910.6〜10.910.7〜10.1010.9〜10.1110.10〜10.1210.11〜10.1310.12〜10.1410.13〜10.1510.14〜1110.15〜1110.15〜12DTP作業バージョンアップ作業不可作業可能だが非効率作業可能PDF書き出し書き出し不可必須書き出し可強く推奨不要http://www.meisho-do.co.jpJune 05,2023 January 30,2024②Meisho-do Creative Report Vol.74商品名（通称）正式バージョン名InDesign CSInDesign CS2InDesign CS3InDesign CS4InDesign CS5InDesign CS5.5InDesign CS6InDesign CCInDesign CC2014InDesign CC2015InDesign CC2017InDesign CC2018InDesign CC2019InDesign 2020InDesign 2021InDesign 2022InDesign 20231/2■InDesignのバージョン 校了して一度書籍になったデータを在版データといいます。在版データはInDesignファイルのかたちで保管されますが、InDesignは下表のようにバージョンアップを繰り返しており、データが作成された時期によって使用されるバージョンが異なります。 CSシリーズの最終バージョンであるCS6は、普及率が高く比較的長い期間使用されていたため在版データが多く残っています。しかし、発売から10年以上経過した製品のログインサポートを打ち切るというアナウンスが発売元のAdobeから出されており、CS6もバージョンアップが必須となっています。 InDesignのバージョンアップに伴い、対応するOSも新しいものに変わっていきます。当社のようなDTP会社は、最新のバージョンに対応するために常に最新の環境を整えておく必要があります。反対に、旧バージョンのInDesignを扱うためには、古いOSで動くPCを残しておかなければなりません。しかし、ハードウェアのトラブルなどにより使用できるPC台数は必然的に減っていきます。当社でも旧バージョンのInDesignは、対応するOSで動くPCがないため段階的に使用できなくなっています。 また対応可能なPCがあったとしても、現在の作業環境では旧バージョンのInDesignは作業性が悪く、データも安定しないため、作業効率や品質の低下を招きます。そのため在版データを使用する商品は、作業前になるべく上位のバージョンへバージョンアップすることをお勧めしています。■バージョンアップの工程 在版データのバージョンアップは書籍の改訂に先立って実施されることが一般的ですが、それは次のような工程で行われます。 まず、在版データを制作当時のバージョンで開き、電子書籍の制作、別の書籍への流用といった目的でも使われます。書籍のデータは将来の改訂のために保管されますが、在版データを使用する際の注意点について解説します。InDesignの各バージョンのリリース時期と対応OS一覧在版データ流用の注意点
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