April 12 ,2022Meisho-do Creative Report Vol.66編集者PCタブレット著者DTP印刷会社校正者デザイナータッフがアクセスできるクラウドストレージがあれば十分です。 ストレージの中身は「入稿」「出校」といった発信元でフォルダ分けしたり、「初校」「再校」「校了」など校正レベルで区分したり、制作スタイルに合わせて自由に設定することができます。それらのフォルダに原稿や出校物を出し入れするルールを、著者、デザイナー、校正者など制作に携わるスタッフ全員で共有し作業を進めます。することも可能です。（MCR Vol.46参照） お客様が要望するワークフローに合わせたフォルダ階層などのカスタマイズも当社で承ります。 サービスの利用にあたっては、申請が必要となりますので担当営業までご用命ください。簡単な操作マニュアルもご提供します。iPadOS または AndroidOS がインストールされたタブレット。A4を原寸表示できる大型液晶タブレットも選択肢のひとつ。ApplePencilなどスタイラスペンは必須。24インチ以上、最大解像度1920×1080以上のモニターを持つ、Windows または Mac。またはそのスペックのモニターを増設し、デュアルモニターとすると作業効率がアップする。■基本設備とワークフロー データのやり取りはPDFが基本となります。その理由はなんといっても無償で使えるAcrobat ReaderとAcrobat Webの存在です。プリインストールされているPCも多く、誰でもPDFを取り扱うことができますし、またAcrobatには校正指示を書き込むツールが充実しています。タブレットとスタイラスペンがあれば、手書きと同じ感覚で赤字指示が入れられます。 オンライン校正に必要な環境は、上図に示すようなハードウェアに加え、Acrobat、限定された複数のス■明昌堂のオンライン校正サービス 当社では、クラウドストレージである明昌堂boxサービスを提供しています。当社へDTP作業を発注いただいたお客様でしたら無料で利用いただけます。 修正指示を入れる際には、ブラウザからAcrobatの機能が使えます。これはOS（Win/Mac）問わず使えますし、AcrobatがPCにインストールされている必要もありません。 またboxにはモバイルアプリもあり、タブレットを使用して外出先で校正を確認したり赤字を入れたりすることが可能です。 boxサービスにはデータの履歴管理機能があり、box上でPDFを編集し同じファイル名のまま保存しても、自動で履歴が残されるため編集前の状態を後から確認することができます。 校正はPDFデータですので、当社のPDF加工技術を使い、特色の色味を再現したPDFや学習参考書の解答を削除したPDFなどを出校クラウドサービス上でAcrobatの機能を使い修正指示を入れることができます。2/2同じファイル名で保存すると自動的に履歴が残り、変更前の状態を確認することが可能です。http://www.meisho-do.co.jp入稿 ◯月◯日 1ファイル出校 ◯月◯日 1ファイル校了 ◯月◯日 1ファイル履歴 ◯月◯日 1ファイルクラウドストレージbox
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