portfolio_vol1
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牛挽肉…200g玉ねぎ…80g みじん切り塩…小さじ1/3程度コショウ…少々セージ…少々タイム…少々食パン(白い部分)…40g生卵…1個ゆで卵…2個牛脂…10g程度材料(2人分)海軍における代表的洋風料理のひとつが、このフーカデンビーフ。ゆで卵を牛挽肉で包んで蒸し焼きにしたもので、現代でいうミートローフに近い一品だ。明治から昭和まで時代ごとに様々な調理法があり海軍将兵の舌を楽しませてきたが、明治41年の「海軍割烹術参考書」レシピはもっとも基本にして元祖といえるもの。72ページで紹介するもうひとつのレシピと違いを比べてみるのも面白いだろう。1.食パンの耳を除き、千切って水に浸し、絞っておくA。2. ボウルに牛挽肉、玉ねぎ、塩、コショウ、セージ、タイム、生卵、そして1を加えて、よく練り込む。3. 2をオーブンシートの上に平らに伸ばしてゆで卵を並べ、手前から巻き込むように卵を包んでいくB。4. オーブン皿に3を置き、さらに刻んだ牛脂を散らすC。200℃に温めたオーブンで20分、さらにアルミホイルを被せて20分焼いて、中までじっくり火を通す。出来上がりは竹串で確認すると良い。透明な肉汁が出れば中まで火が通っている5.焼き上がったら、一人分ずつ切り分けてサーブする。作り方「フーカデン」とは、フランスリカンドー」が訛って伝わっ治期のレシピはフランス料理ものが多く含まれているの。も豚の肉や内臓をミンチにして田舎風パテの一種らしいわ。そっちも食べてみたいわね♪ビーフ海軍割烹術参考書ABC牛挽肉…200g玉ねぎ…80g みじん切り塩…小さじ1/3程度コショウ…少々セージ…少々タイム…少々食パン(白い部分)…40g生卵…1個ゆで卵…2個牛脂…10g程度材料(2人分)海軍における代表的洋風料理のひとつが、このフーカデンビーフ。ゆで卵を牛挽肉で包んで蒸し焼きにしたもので、現代でいうミートローフに近い一品だ。明治から昭和まで時代ごとに様々な調理法があり海軍将兵の舌を楽しませてきたが、明治41年の「海軍割烹術参考書」レシピはもっとも基本にして元祖といえるもの。72ページで紹介するもうひとつのレシピと違いを比べてみるのも面白いだろう。1.食パンの耳を除き、千切って水に浸し、絞っておくA。2. ボウルに牛挽肉、玉ねぎ、塩、コショウ、セージ、タイム、生卵、そして1を加えて、よく練り込む。3. 2をオーブンシートの上に平らに伸ばしてゆで卵を並べ、手前から巻き込むように卵を包んでいくB。作り方ABレシピ本×旧日本海軍×可愛いイラスト方向の異なるテーマを違和感なくまとめる海軍さんの料理帖(株式会社ホビージャパン)判型:182×240 D:長谷川碧料理本EDlTORlALこだわりPOlNT!04すっきりしたデザインの中で、限られたポイントに本のテーマを想起させるパーツを使用。色もイラストや写真が映えるよう抑えました。シンプルな料理本ですが、扱う料理の内容が旧日本海軍ということなので、やや固めで古さを感じる書体を選んでいます。ちょっとした部品に古さと海軍らしさをレトロ感のある書体を使用LEMENTONTEF131章 海軍黎明期(明治)牛挽肉…200g玉ねぎ…80g みじん切り塩…小さじ1/3程度コショウ…少々セージ…少々タイム…少々食パン(白い部分)…40g生卵…1個ゆで卵…2個牛脂…10g程度材料(2人分)海軍における代表的洋風料理のひとつが、このフーカデンビーフ。ゆで卵を牛挽肉で包んで蒸し焼きにしたもので、現代でいうミートローフに近い一品だ。明治から昭和まで時代ごとに様々な調理法があり海軍将兵の舌を楽しませてきたが、明治41年の「海軍割烹術参考書」レシピはもっとも基本にして元祖といえるもの。72ページで紹介するもうひとつのレシピと違いを比べてみるのも面白いだろう。1.食パンの耳を除き、千切って水に浸し、絞っておくA。2. ボウルに牛挽肉、玉ねぎ、塩、コショウ、セージ、タイム、生卵、そして1を加えて、よく練り込む。3. 2をオーブンシートの上に平らに伸ばしてゆで卵を並べ、手前から巻き込むように卵を包んでいくB。4. オーブン皿に3を置き、さらに刻んだ牛脂を散らすC。200℃に温めたオーブンで20分、さらにアルミホイルを被せて20分焼いて、中までじっくり火を通す。出来上がりは竹串で確認すると良い。透明な肉汁が出れば中まで火が通っている5.焼き上がったら、一人分ずつ切り分けてサーブする。作り方「フーカデン」とは、フランス料理の「フリカンドー」が訛って伝わった言葉。明治期のレシピはフランス料理に由来するものが多く含まれているの。もともとは、豚の肉や内臓をミンチにして焼き固めた田舎風パテの一種らしいわ。そっちも食べてみたいわね♪フーカデンビーフ海軍割烹術参考書ABC

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